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日本の伝統ふろしき

風呂敷〜ふろしき〜

「包」という文字は、赤ちゃんをお腹に宿した母親の姿。大切なものを守る、慈しむ形です。日本人は古来より「包む文化」を大切にしており、ふろしきで包むのも同じ意味合いです。

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歴史は1300年前の奈良時代の正倉院御物にも見られ,平安時代には〈ころもつつみ〉〈平包み〉と呼ばれていました。

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また、「風呂敷」という名前の語源は、その名の通り、風呂で敷いていた布に由来します。江戸時代中頃には広く庶民の間にも普及し、商いや旅、婚礼と一般にも定着していきます。願いを込めて季節に合う様々なふろしきを使うのも、日本人の繊細な心遣いと美意識とも言えます。

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